A - プロジェクトイニシエーション
B - 月間イニシエーション
C - 週刊管理
D - 毎日の管理
E - 月の締め切り
F - プロジェクト終了
G - プロジェクト後の管理
A03 - 要となるチームメンバーの指定
この管理アクティビティはプロジェクトイニシエーション に属します。このアクティビティグループはプロジェクト準備の始めに実行されます。
この時点で、プロジェクトマネージャーはプロジェクトのチーム編成を始めます。プロジェクトはまだ承認されておらず、開始されていませんが、プロジェクトイニシエーションアクティビティを完了させるために、グループの要となるチームメンバーは必要です。これらの指定は予備ではなく、この時点で選択した同じ人がプロジェクト実行を始める時に要となるチームメンバーであることが想定されます。
この時点では恐らく必要とする要となるチームメンバーは以下の通りです。
- 管理チームメンバー
- チームリーダー(内部生産チーム)
- サプライヤープロジェクトマネージャー(外部生産チームに)
- 数名の技術生産チームメンバー
目的
プロジェクトイニシエーションアクティビティグループの目的のひとつは、プロジェクトの根拠を査定することで、プロジェクトに投資する良いアイデアかどうかを決定するために使用されます。この情報は高レベルプランに基づいており、適切な計画にはさまざまなエキスパートの協働が必要です。うまく実行されなければ、有益なプロジェクトが拒否されたり、正当でないプロジェクトが選択される場合があります。
共通の落とし穴
人によっては、実行されないかも知れないプロジェクトに取り組むことは時間の無駄であると考えます。ですが、投資する最適なプロジェクトを選択することができるので、プロジェクトマネージャーは、組織にとってこれが重要な投資であることを誰もが理解するようにすべきです。プロジェクトを実行しない決断になっても、組織が道理に合わないプロジェクトに資金を投資ことから救ったことになるので、努力は無駄ではありません。
既存の人をプロジェクトに指定する、または新しい人を採用する際には、組織のガバナンスシステムには重要な役職があります。プロジェクトマネージャーがこの選択で十分な意見を持てることはスポンサーの責任です。
原則
以下の原則は、この管理アクティビティで重要な役割を果たします。